YOGAしおりん

💌To me as a child

世に蔓延る修行カルチャー

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苦労したほうが良い≠経験をしたほうが良い。

 

 

苦労も一つの経験、とも言えるけど。

大切なのは苦労じゃなく知識と経験なんじゃないかーーと思う。(ヨガに関しては)

 

無理してがんばったほうが得られるものは大きいみたいなのは

頑張ることが美徳な世の中の風潮。

 

例えばヨガの練習でいうと多くの人が"too much"を好むなーと見ていて思う。

痛いほうが体が伸びている、無理やりポーズをこなす、みたいな。

 

ヨガじゃなくても膝が痛いのにマラソンを続ける、とか

 

 

こういうやり方を続けるといつかケガをする。

そうすると積み上げてきたものがストップする。後退するかもしれない。

 

ケガしてもこのやり方が楽しいからいいんです~とか達成感の為にやっているんです、とか言われることがあるけど、

少なくともヨガクラスに来ている人には伝えたい。

 

 

まずこの行為は自分に対しての暴力になる。
ヨガには非暴力(アヒンサ)という教えがある。

 

そしてヨガには中庸という考え方が基本にある。過多でも過少でもよくない。

とっても大事なこと。

達成感というハイな感覚はまさしくtoo much(過剰)

頑張りすぎること(がんばらなさすぎること)はヨガの教えから遠ざかる。

 

常に穏やかな状態。

それだと人生おもしろくないじゃん!!という人がたくさんいるけど、

足るを知ること、本当の意味での穏やかさを知れば、刺激がなくても楽しく生きられる。

外に求めるんじゃなくて自分の内側からみつける。

 

 

 

私が思うに、どんなことでもそうだけど正しいやり方で、ずー--っと”続けて”いれば必ず結果は伴ってくる。

 

そしてその淡々としたフツーの練習の中でほんとうの気づきがある。と私は思う😊