苦労したほうが良い≠経験をしたほうが良い。
苦労も一つの経験、とも言えるけど。
大切なのは苦労じゃなく知識と経験なんじゃないかーーと思う。(ヨガに関しては)
無理してがんばったほうが得られるものは大きいみたいなのは
頑張ることが美徳な世の中の風潮。
例えばヨガの練習でいうと多くの人が"too much"を好むなーと見ていて思う。
痛いほうが体が伸びている、無理やりポーズをこなす、みたいな。
ヨガじゃなくても膝が痛いのにマラソンを続ける、とか
こういうやり方を続けるといつかケガをする。
そうすると積み上げてきたものがストップする。後退するかもしれない。
ケガしてもこのやり方が楽しいからいいんです~とか達成感の為にやっているんです、とか言われることがあるけど、
少なくともヨガクラスに来ている人には伝えたい。
まずこの行為は自分に対しての暴力になる。
ヨガには非暴力(アヒンサ)という教えがある。
そしてヨガには中庸という考え方が基本にある。過多でも過少でもよくない。
とっても大事なこと。
達成感というハイな感覚はまさしくtoo much(過剰)
頑張りすぎること(がんばらなさすぎること)はヨガの教えから遠ざかる。
常に穏やかな状態。
それだと人生おもしろくないじゃん!!という人がたくさんいるけど、
足るを知ること、本当の意味での穏やかさを知れば、刺激がなくても楽しく生きられる。
外に求めるんじゃなくて自分の内側からみつける。
私が思うに、どんなことでもそうだけど正しいやり方で、ずー--っと”続けて”いれば必ず結果は伴ってくる。
そしてその淡々としたフツーの練習の中でほんとうの気づきがある。と私は思う😊